雨の日と何気ない身近なもの
毎年この時期になると、住んでるところの近所では地域の園芸クラブが活動をし始める。そして活動を終える。桜が咲いて散るように、ほんとこの一瞬だけ園芸をする。
そういう出来事なので、普段はすっかり頭の中から抜け落ちているのだけど、ふと気がつくと、今年も手を加えていたようだ。
そうすると、道がとてもはなやかになる。
今日は雨。
どんよりとした空。
こんな日は、家でゆっくり過ごすのがいい。
でも、グランマックの200円クーポンが当たったので、近所のマクドナルドに行くためだけに外へ出た。ただそれだけなのだけど、行きがけに、花壇の花が綺麗に咲いているのが見えた。
晴れの日もあざやかだけど、なんというか、雨の日も、いのちのみずみずしい部分を感じる。単に濡れてるだけかもしれないが。
花は咲くものであって、枯れるものではないのだと思った。
ごめんなさい。
それが言いたかっただけ。
ビューティー
一昔前、LINE ビューティーというカメラアプリが流行った。
写した人を美しくするアプリだ。
そのさらに昔、プリント倶楽部というものが流行ったと思うが、あれと同じことがスマホで出来るようになった。いい時代だ。プリクラって言えよって感じだが。
でもプリクラと違うのは、筐体がないことだ。筐体がないということは、被写体として選べるものが増えるということになる。
空間から解き放たれて自由になるからね。
そして思う。
どんなものでも美しくなるのか、と。
もし、全てのものが美しくなるなら、キレイな世の中になるだろう。そのとき、心の底から
Goodbye this Cruel World
と言えるような気がしていた(言えるとはいっていない)。
というわけで、美しくした。
鹿。
ビューティー・鹿
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やはり自然は自然のままであるからこそ美しいのではないか、と思った。
馬鹿なことやってないで、寝ようと思う。
おやすみー。
不法投棄
僕の今住んでいるところは、そんなに家賃は高くはないのだけど、地域的に見れば、地域の平均所得は560万円程度で市内では2番目に高い(2013年度だが)。
実際、街を歩いていると綺麗な戸建もあるし、車もすごいの停まってるし、都心へのアクセスも悪くないから、まあマイホームをここに建てたくなるのは、わかる。野原家が春日部に30年ローンで家を買うのと同じようなもんだと思う。
それが日本のスタンダードな家庭かと言えば、それは絶対に違う、と思うけれど。
話が逸れたが、そういう地域なので街はかなりキレイなのだが、 一方で不法投棄はそこそこあったりする。他の地域と比べて多いかどうかはわからないけれど、キレイであるがゆえに、結構目立つ。
たとえば、こういうのがあったりする。これ、最初は布団だけが置かれていたのだけど、2週間くらいして、その布団に「心無い人の不法投棄」というコメントがついた。
「いいね」ではなく、「しね」みたいな。
その後、1週間くらいして、電子レンジと、なんかよくわかんないものが追加された。こちらももれなく「心無い人の不法投棄」というコメントがついた。これは早かった。即日レスだと思う。SNSでやったらちょっと引かれるかもしれない。ウォッチされてんなーって。いや実際監視してると思うけど。
ちなみになんで時系列で追えているのかというと、答えは簡単で、通勤経路にあるから。
次はこれ。
コインパーキングですね。トランクに詰められてたのでしょうか。
マネキンです。
これはさすがに速攻で特殊清s…もとい撤去されていました。怖いよね、さすがにね。
あと、写真はないんだけど、前に上の布団とか電子レンジの写真のところに、壁紙のクロス(事業系ごみ)が袋詰めで捨てられていたことがあって、当然それもポエムみたいなコメントがついていたんだけど、その後そのゴミが無くなってたんだよね。
おお、持って帰ったか、よかったよかった。
と思って家帰ってきたら、うちのゴミ置場にそれが移動していたという事件がありました。
執行業者やってたとき、不法投棄を捨てる案件も結構やってたけど、大体1万5千円くらいで引き上げてたと思う。
全然割に合わない仕事だった。
ちなみに一番大変だったのは、4段の耐火金庫。重さは300kgを超えている。
そもそもどうやって持ってきたのか、問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
あ、ちなみに1万5千円ですと赤字です。
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ゴミ捨てるのも結構金かかったり、手続きが煩雑だったり(いうほど難しくはないと思うが)するのが事情の1つなんだろうなあとは思った。
心無い人と、その人にレスポンスを出し続ける人の今後はどうなりますことやら。
酒に何かをつける
渋谷を歩いていた。
そうしていると、LOFTでこんなものを見つけた。
これは、自宅で簡単にサングリアが作れるやつでいろんなフレーバーがあった。
なんでも、ワインを入れて冷蔵庫に放置しておいて、しばらくすればサングリアがつくれるというものだった。
何年か前からか、サングリア的なものが流行っていたので、こういう商品は出てくるかなと思っていたのだけど、ようやく発見した感じ。
次はこれ。
さっきのサングリア的なものとそんなに変わらないのだけど、こちらはビールに入れる用のもの。このボトルにビールを注ぐ、というものではない。
なんでもこのボトルに熱湯を入れて、冷蔵庫で4時間ぐらい冷やすと完成するらしい。
そして完成したものを、ビールに入れて飲むようだ。
これはなかなかに面白そうだ。
ビールって、最近はクラフトやらなんやらでいろいろなものが出現したけれど、やっぱり定番のビールは限られていて、たまに飽きることがある。まあ日本のビールは、のどで飲むものだ、みたいな風潮があるので、味に飽きるというとおかしい気がしなくもないが、いずれにせよ無個性さが面白くないと思うときがある。
そういうときにいいのかもしれない。気分をちょっと変える…みたいな。
こういうささやかな楽しみを感じる系のものはもっとあってもいい。
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ちなみになんだが、僕は昔バーテンダーをやっていて、そのころよくブランデー・スプリッツァという飲み物を作っていた。
なんだか思い出したので、その作り方を紹介してみようと思う。
<用意するもの>
・ブランデー 1本(銘柄はなんでもいいけど、安いやつでいい)
・オレンジ 1個
・炭酸水
・密閉ビン(密閉しなくてもいいけど、蓋付きのものは必須)
<作り方>
①オレンジを「皮」と「実」に分けて切ります。
②ビンにオレンジとブランデーを入れます。
③24時間くらい冷蔵庫で放置します。
完成
<飲み方>
上記で作ったものを45mlくらい入れて、氷を入れて、炭酸水で適当に割ってください。
なかなかに爽やかで美味しいです。
<注意点>
作ったものは割と日持ちしますけど、オレンジの皮は漬けすぎると苦味がすげぇ~ことになるので、1週間ほど経ってしまったら皮は捨ててくださいネ。
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以上!
こんにちは。ドアを開けてください。
3連休。
転職をしてから、労災と有休消化以外で3連休を取ったのははじめてだ。
(前の会社は、年末年始も有休消化して休みを取るような会社だった)
3日も休むと、すごく体がリフレッシュされる。本当に、定期的に連休を入れて、思いっきり休む機会を設けた方がいいんだなと感じる。一年は長いのだし。
前の会社では、一応、法人だったり司法だったりを相手にしていたので、こういう祝日に出勤する必要はさらさらない。けれど、会社として、祝日は休日とされていないので、仕事がなくても働きに出なければならない。
そういう時、祝日にやっていた仕事は、「現況調査」と呼ばれるものだった。
調査といっても、そんな大逸れたものではない。ただ、現場となる家に行くだけだ。
もともと僕は、前職で執行補助者と呼ばれる仕事をしていた。簡単にいうと、強制執行の事件が起きた時、現場で裁判所の人の指示に従ってあれこれ作業をする人だ。権力を作動させるのは裁判所の人だけど、その実力行使の部分を担う役割とでもいうのかな。僕は建物の明け渡しをよくやっていて、そのケースでの実力行使というと、家の中のものを全部持っていってしまうということになる。
作業をするといっても、僕自身が直接作業をするわけではなく、監督的なことをする方が多い。ただ、その分、書類を用意したりだとか、事前に事が円滑に進むように働きかけたりしなければならない。
「現況調査」と呼ばれる活動も、その事前の働きかけの一部だ。
で、現況調査とは、どんな活動なのかというと、別に大したことではなく、インターホンを押して、「こんにちは。ドア開けてよ」っていうだけ。
そうやって、出てきたら、話を聞いて同情して…出て行く予定があるのかどうかを確認するといった作業になる。今思うと、訴訟を起こされて、実際に退去までのリミットが強制的に決まっている人に対して、
「よっ!元気?」
ってノコノコやっていくんだ。普通に考えたらこれほど恐ろしいことはないと思う。実際、僕の同僚にも怖いと思う人はかなりいた……と思う。なんだかんだ僕にその担当が回ってくるのは、そういう事情があったのだと思う。
僕としては、別に怖くはないのだけれど、この現況調査が嫌だったのは、いつ帰ってくるかもわからない本人をひたすら車の中で待ち続けなければならないことだ。帰ってきたら捕まえなきゃいけないので、寝てるわけにもいかない。かと言って、特にすることもない。ただただ時間を浪費していく感覚が大きかったのがとても嫌だった(そういう特性を利用して、よくサボっていた人もいたけれど)。
そんな活動なのに、どうしてそんなことをやらなければならなかったのかというと、一つは、すでに退去していることを把握できれば、当日の作業がすごく楽になる事が前もってわかり、人員や車輌を削減した上ですぐに当日の作業を終わらせられるから。あとは、現場がどうなっているのか、という不安を払拭するため。だいたいこんなもんだと思う。
とはいっても、そうやって当日のコストを削減したところで、次の仕事もそんなにあるわけでもなかったので、実際、時間に見合っただけの効果があったかと言われるとそうでもない気がしていた。そう思ったので、僕は最後の方で、電話でのやり取りに切り替えたけど…。
まあ、本人としても、普段は働いている中で、せっかくの祝日に色々やろうとしているのに、突然の訪問に対応し、嫌な話をしなければならないのだから、それはそれはストレスだったろうなあとは思う。調整がうまくいけばいいけど、調整に失敗した人は、本当に「二度とくるな!」って言われて、あとは当日まで状況がわからなくなって、厄介案件入りしたこともあったし…。
仕事としては、現況調査って、現場に行きまくってしまうとあんまり生産性もなくて、あまり意義を感じない活動だったけれど、割とそこでのやりとりとか打ち合わせは、案件を裏で動かして行くということで、話としては面白かったりする。確かに、案件を円満に終わられられるかどうかは、現況調査のうまさに関わってくるのは、そうだ。
そんな感じの活動を、これまでの祝日にやっていたなーと思い出した。
また、思い出して書きたいと思う。戻りたいとは一切思わないけれど(笑)